子連れNGの高級旅館
新婚時代に一度だけ行った旅館にもう一度行きたいのですが、なんと、子連れNGなお宿なので、いまだ実現できていません。
子連れNGとなるとなんだか高飛車な商売やってるように感じるかもしれませんが、一度宿泊してみるときっと誰もが納得すると思います。
もとより料金設定もかなり高く、高級旅館の部類なのですが、とにかく静かで風情があってお食事も子ども向きとはいいがたい純和風な懐石料理。
子連れで宿泊となるとあの雰囲気をブチ壊しにしてしまうのは目に見えているので、仮に連れてきていいと言われたとしても連れていきたいとは思わないですね。
新婚時代に戻るのは不可能なので、せめて子ども達だけで田舎にお泊りできるようになれば、また行けるのではないかという淡い期待を持っています。
新婚時代のよき思い出として封印するにはちょっともったいない、そんな旅館です。
また、別のときのこと
彼氏と付き合い始めて、初めて彼氏の両親と夕飯を食べたのです。
しかも、彼氏の姉夫婦も一緒だったのです。
その時の季節は冬で夕飯は「水炊き」だったのです。
料理なんてほとんどしたことのない私が、大人しく座っていればいいのに「手伝います」と言って、包丁を握りしめ野菜を切ったりして夕飯の手伝いをしたのだ。
彼氏は、包丁を握っている私の姿を見て「お前が握ると凶器に見える」と冗談を言って笑っていたのです。
私は、そんな彼氏を「殺したろか」と思いながら、包丁と野菜と格闘をしていたのだ。
彼氏の両親や姉夫婦はとても優しくて、私に気を使ってくれていたのです。
彼氏の母親や姉夫婦は「こいつのこと本当によろしくね」と言ってくれたのです。