彼氏の親と食事をする
彼氏の家庭はちょっと複雑で、彼氏の家には彼氏と彼氏の弟しか住んでいなくて、母親は、別の所に住んでいたのです。
いつものように、彼氏の家でくつろいでいてそろそろ夕飯の時間だなぁと思っていた時のことです。
普段なら、どこかへ外食に行くのですが、その時に限って、親のところで一緒にご飯を食べようと言ったのです。
私は、驚いたのです。
なぜなら、彼氏と彼氏の親は、仲が悪いのを彼氏の友人から聞いていたからです。
大丈夫なのかな?と戸惑いながら、彼氏の親が住んでいるところへ行ったのです。
そしたら、とても和やかな雰囲気で、彼氏の親は私に「どんどん食べてね」と言ってとても楽しく食事をしたのです。
仲が悪いとはとても考えられないまま、食事も終わり私たちが帰る時に彼氏の母親が私に彼氏に聞こえない声で「あの子は、とてもタチが悪いからさっさと別れなさい」と囁いたのです。
まさか、彼氏の親から彼氏の悪口を言われるとは思いもしなかったのです。
音楽祭の舞台裏が彼との出会いの場所でした
初めての一人暮らしで知らない街に暮らすことになった私は、その街にだれも知り合いがおらず、在宅の仕事だったこともあって人との出会いの場所がほとんどありませんでした。
生活を切り詰めていたので趣味のサークルに参加する余裕もなく、お金のかからない交流の場所を求めていました。
図書館に置いてあった市民の新聞をもらってきて見ていたら、ボランティアの募集がありました。
その中に数ヵ月後に開催される音楽祭のお手伝いを募集している記事があり、興味をもったのです。
詳細が乗っているチラシをもらい、お弁当と音楽祭を無料で楽しめると知った私はさっそく申し込みの手続きをしました。
音楽祭の裏方のお手伝いはとても楽しく、いろいろな人たちとの出会いもありました。
指示をしてくれたのは毎年ボランティアをやっている人たちで、その中に彼がいたのです。
とてもユニークで明るい彼に好印象をもった私は、初めてのボランティアで楽しい時間を過ごすことができました。
その後、毎年ボランティアに参加するようになり、彼とお付き合いをすることになったのです。