打ち解けた後の告白を受けて
女子校に通っていた私たちは、サークルを通じた他校との交流が唯一の出会いの場所でした。
私も友人も演劇部に入っていて、毎年2回の合同演劇祭というものがありました。
それに参加するのは地元の男子校と女子校の演劇部で、合同演劇祭のときだけは男子と合同で1つの舞台を作り上げることになっていました。
シナリオ担当を希望していた私は他校のシナリオ担当の人たちと数人で打ち合わせをすることになりました。
意見がなかなか合わず、夜遅くまで話し合いをすることもたびたびでした。
初めは慣れない者同士でぎこちない雰囲気だったのですが、演劇の話に熱中しているうちに自然に打ち解け合い、男女の壁を越えて喧嘩するほどの仲になりました。
みんな一生懸命で、本音をぶつけ合いながら楽しい日々を過ごしました。
その時の思い出は卒業してからもずっと心に残っています。
初めての合同演劇祭で出会った彼に、卒業前の最後の演劇祭で告白され、大学時代に交際を続け、社会人になって間もなく結婚を申し込まれました。
後はとんとん拍子に話がまとまりましたが、ちょっと裏の顔も見え始めたのです。
別に嫌ではないのですが、アッチ系が研究熱心で、私は戸惑ってばかりなのです。
違う意味では勉強になると言いますか、恥ずかしいのですが、興味が無いわけでもないので、好奇心の赴くままに動いているのです。
消防士って体力あるんです
映画のバックドラフトが大好きな私、昔から消防士さんが大好きでした。
ってわけじゃないけれどうちの旦那さんの仕事は消防士です。
街に起こった火事をいち早く消し、市民の安全を守ってくれている頼もしい旦那さんだと思っています。
消防士という仕事がら、常に体を鍛えているので30代後半の旦那さんですが、がっちりとした筋肉マンで体型も20代の頃と変わりなく保っています。
平日に休みの日になることも多く、新婚当時は旦那さんが帰ってくると、朝でも昼でもおかまいなしに迫ってきて「したいときにする!」と言って、よく一緒にベッドに潜りこんでいました。
体力があるので応えるのに必死!って感じなほどすごくって・・・いまだに衰え知らずなんです。
恥ずかしながらというか、その成果というか子供が4人もいます(笑)
身体が資本の仕事なので、現場に出られるのも年齢次第だと思いますが、後進の指導も後々大事な仕事になってくることでしょう。
教育の行き届いた消防士は、子ども達にとってもあこがれの存在なのです。
いつまでもヒーローでいて欲しいとは思いますが、私の方が、体力が持ちません。
いい加減に落ち着いてほしいものですが、研修などで夜の宴会の後は、どうしてるのかは一度たりとも聞いたことはありませんが、まあ、男性なので。